こんにちは、トミケンです。ようやく手に入れたこの山の土地に、日ごとに愛着が湧いている毎日です。月に1回は山に行って、本当にちょっとづつですが、手を入れております。なかなか筆が進まず、さぼりがちな私ですが、やっと半年ぶり【山を買う_その2】の更新です。
草を刈る。刈る。刈る。
この土地は細かく区画整備されていて、私が購入したのはその1画。なので、まずは自分の土地を整地していきます。最初は「草刈り」と「木の間引き」がメインの仕事です。数年間(もしかして数十年?)放置されていた山の土地なので、草がボーボーで、木々は朽ち果てています。そんな土地を我々ファミリー3人で手を入れて行きました。
草刈り機なんて有りませんので、手作業です。100均で購入した、カマと熊手で草たちを苅っていきます。めちゃめちゃ重労働で、日ごろとらない体制が続くので、腰がひん曲がって壊れるかと思いました。最初は途方もない作業だなと感じていましたが、4時間もすれば、ある程度山肌が見えてきて、安心感が出てきましたね。足元が見えないって、人は落ち着かないものですね。幸いにもヘビとか危険生物との遭遇はありませんでした。完全に草を刈り切ったときの充実感はハンパなかったですねー。
人は斜めの土地では無力である。
ある程度山肌が見えてきたら、斜めになっている土地の整地が必要です。重機なんてありませんし、導入する金もありません!ですので、こちらも手作業です。スコップとツルハシを両手に根性でやっちゃりますよ!!!と熱い意気込みで臨みました。
大変なのはわかっていたんですが、これはマジで大変です。結果、途方にくれます。
まず最初に躓いたのは【木の根っこ】です。山にスコップを入れても、すぐに木の根に当たって、深く入らず、全く役に立ちません。この土の中では凄まじい本数の木が「生存競争で生き残る」ために、我こそはと根っこをはりめぐらせている事がわかりました。下北沢で石を投げたらバンドマンか役者に当たる、山で土を掘ったら根に当たるって感じです。根性って、『根の性(さが)』って書くでしょ。昔の人も開梱を頑張れる人を「あいつ根性あるなー」って思っていたんですかね?
どこもかしこも根、根、根。そこで役に立ったのがツルハシ。ツルハシの広い部分で、根をガシガシとぶった切って行きます。きれいに入ると根がサクッと切れて、快感なんです!根が切れたら、そのあたりの土をどんどんスコップで掘っていきます。掘った土は斜面の下側に運んで、土を被せて平らにしていきます。
この土地、思っていたより、(写真で見るより)だいぶ斜めなんですよ。土を被せても被せても全く平面にならない。私たち家族だけではなかなか進まない作業も、心優しき友達たちが開墾作業に協力してくれました。楽しみながらやって頂いて、なんとか形になってきました!協力してくれたみなさん、本当にありがとうございました!
人智では抗えないことには、抗わない。
次の強敵は石です。Stonesですね。開梱の中で時々出てくるのですが、掘り進めないとその石の大きさがわからない!せっかく深く掘っても、想像を絶する大きな石もあり、僕らを絶望の淵へ突き落します。杭を打って割る作戦なども全く歯が立たず、今では、無駄な努力は避け、どう活かすか?を考えてます。ちなみに何も思いついてません。誰が助けて。
開墾作業はまだまだ続く
助けに来てくれた友達の協力で、だいぶ平らにはなりました!しかし、まだまだ、これからも開梱作業は続きます。現在はホームセンターで購入した収納ボックスにスコップなどを入れてますが、盗難にあう可能性もありますし、入らないツルハシは山に出しっぱなしなんです。そのための道具を入れる小屋が必要ですね。
トミケンおとんに山小屋がいると相談したところ「造っててやるばい」との応え。マジでGOD FATHER。
という事で次回は、資材をめいっぱい積み込んだ軽トラで、さっそうと登場したオトンと、親子3代でDIYしたバンガローの話を書きます!
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