こんにちはトミケンです。普通のキャンプも十分に楽しいのですが、キャンプ+〇〇みたいなキャンプって面白いんですよね。最近ではキャンプ+釣りが定番になっていましたが、今回はなんとキャンプ+フォーミュラレース観戦に参加してきました!フォーミュラと言うのはF-1みたいなあれです。実際にフォーミュラが走るサーキットの中にテントを張って、ゆっくりレースを観戦する。そんなブルジョアなキャンプを楽しむつもりでした!そう、チケットを握りしめてゲートをくぐっているあの時までは・・・
GO TO AUTPOLICE
まずはオートポリスを目指します。住所は大分県日田市になっていますが、熊本の阿蘇郡との県境の山の中。まわりは山、山、山。他には何にもありません。コンビニもスーパーも何にもありませんので注意!道中でホームセンターによって薪を買おうと思っていたのですが「まー、薪が無くてもなんとかなるか。俺にはガスと言う文明があるぜ!」と薪をあきらめて、オートポリスに到着。私自身初のオートポリスなので、ゲートを見ただけでわくわくが止まりません。
サーキットにテントを張る!
ゲートをくぐると、飲食のテナントがあったり、新型スープラが展示してありますが、残念なことにこの日は雨。本当であれば、もっと楽しいスペースだったと思うのですが、雨がだんだん強くなってきたので、ここには長居せずに、サーキットの中へ。とにかくオートポリスの中は広いですので地図必須です。
サーキットの中に入ると、爆音と水しぶきをあげながら、フォーミュラが走り抜けていきます。ありゃ異次元のスピードですね。ゲームのグランツーリスモでしか見たことない速さです。この日は練習走行と予選とはいえ、生で見るとこんなに凄いのか。そんなことを感じていたら、息子は椅子を取り出し無言でフェンスの前に座ると、しばらく地蔵化しそこを離れませんでした。ほんと好きなんだね。最近の夢はレーサーらしいです。グランツーリスモもマリオカートすらも、もう息子には勝てません。
そんな息子を横目に、雨合羽を着て、テントとタープを張ります。風もどんどん強くなってきます。これって嵐じゃん。もうズボンがびしょびしょ。雨と風で体温が奪われていきます。何とか無事にテントを張り終えました。
あ、しまった。薪が無いじゃん。
必殺のガスコンロ大作戦では、濡れた服はあまり乾かず。とにかく寒い。あー、絶対風邪ひく。そんな予感しかしないキャンプがスタート!
雨ニモマケズ
テントを張り終えて、最初にやったことは、20キロ離れたホームセンターまで薪を買いに行くことでした。もう、すべてが濡れていて、とにかく暖を取りたい。
無事に薪を購入し、キャンプ地に戻ってきて着火!!!湿気って全然火がつかんやん!!!こうなったら、ガスコンロで燃やせと、ガスコンロの上にしばらく放置して火をつけました。文明って神。火って神。
その後は、夕食をとり、あたたかいコーヒーを飲んで、明日のレース決勝を楽しみに就寝・・・のはずが、バタバタバタとテントがはじく雨の音と、テントを揺らす強風で、全く寝るどころじゃない。夜中に見事に吹き飛ばされたタープを、ずぶ濡れで畳んだり、数時間おきにテントのロープをチェックしていて、気づけばいつのまにか朝。家族を守るため、お父さん頑張ったよ。しかし、まったく寝れなかった・・・。そして、最悪なことに、替えの服はあるけど、ズボンが無く、ズボンびちょびちょ。焚き火は、薪が湿気っているのと、風が凄いので一瞬で諦め、再びガスコンロで暖まります。今回のキャンプのMVPは、間違いなくガスコンロさんです。
決勝レース
決勝当日も雨と風と霧。もうレース中止したほうが良いよ。そんな天気でした。実際、霧で数十メートル先が見えない状態。そんな中、約2時間遅れで決勝スタート!ここで、びっくりしたのが、決勝は昨日の予選・練習と全く違う!!!凄い緊張感とスピードです。雨の中の一触即発な状況下で、どうしてあんなスピードで走れるんだろう。同じ人間とは思えませんね。
しかし、強く降り出した雨の影響で、決勝は11周で終了。決勝開始直後に事故もあったので、妥当な判断ではあるのでしょう。11周の半分はセーフティカーがいたので、ちゃんとレース見れたの4周くらいかな。まー、決勝のレースの世界観を少しでも味わえたので良しとしましょう。
まとめ
今回のオートポリスでフォーミュラレースを観戦しながらキャンプをラグジュアリーに楽しむ計画は、完全に失敗に終わりました。ただただ、寒くて疲れたキャンプでしたが、学ぶことが多く、非常にいい経験をさせてもらいました。雨や風が強い日の日のキャンプに、誰かの助けになると幸いです。
【雨の日の教訓】
①雨の日は焚火必須。雨にうたれたら体力がかなり持っていかれる。薪は湿気っているので、カッコつけずに、着火剤を大量投下。それでも火が着かなかったらガスコンロで燃やす!
②風と雨がある日に、タープの下にテントを張る際は、タープはテントに密着させる。どうせ湿気でテントは濡れるので、テントが濡れないようになんて妄想は、遥か彼方へ投げ捨てる。
③雨合羽はコートタイプでは無く、ズボンタイプを持って行く。かつ、半ズボンがあると濡れた時さくっと着替えられる。
④帰りの温泉は最高だ!
これに懲りずに、また来年も参加しようと思います。あと、不倫後の近藤真彦(マッチ)の復帰戦でもあり、ちょっとざわざわしていたのも面白かったですし、優勝したジュリアーノ・アレジは後藤久美子とジャン・アレジの息子さん。虎の子はやっぱり虎ですねぇ。この日のレースはこちらに詳しく書かれていますので、ご興味のある方はぜひ。
あと、オートポリスのFacebookに我が家のテントがかっこよく載ってました。ちょっとうれしい。
来年は晴れますように!
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